オニッキ

毎年ゆうてますが、このために入ってるＷＯＷＯＷ。

今回はめずらしく女性司会者。
名前は知らんけど、コメディ映画なんかでよく見るお顔の方。
おもしろかったわぁ！たぶん、真面目にやったら怒られるんやろな、司会。

アカデミー賞の場合、いやみを冗談にして言うのが定番。いや、テッパン。
｢あんたはいつんなったら賞取れるんや？｣とか言われても、言われた本人一緒になって手叩いて笑ってる。さすが・・・
私やったら、顔ひきつって、あかん・・・ここでマジギレしたら空気悪なる・・・とか思いながらも｢アカデミーの会員なんて、なんもわかってへんのちゃう？別に賞なんていらんけど、呼ばれるから来たってんねん。｣言うて、悔しさで震えた手で扇子あおいでると思うわ。もちろん、ちょっと涙目で。

監督賞のプレゼンターは、フランシス・コッポラ、ジョージ・ルーカス・スティーブン・スピルバーグの超大御所３人で、受賞したのがマーティン・スコセッシ。舞台袖に引っ込んだ後抱き合ったのがジャック・ニコルソン。
映画界の生き字引四人衆！すごいすごい！私もあのハグに交ざりたい！でも、加齢臭満載の予感！

ほんで、今回はプレゼンターとして渡辺謙がカトリーヌ・ドヌーブをエスコートして登場してた。
渡辺謙、好きやねんけど、あのウソくさい笑顔が・・・・
めっちゃ口角上がったまんま固まってるし、ほんまうちの百貨店の朝礼でする笑顔トレーニングの豪華ゲストとして参加してほしい。レッドカーペット敷いとくし。
しかし、カトリーヌ・ドヌーブが渡辺謙と、いやケン・ワタナベと一回も目を合わせへんかった。
嫌われてるのか？・・・気のせいか？・・・うん、気のせいやろう。

菊池凛子ちゃんも賞は取られへんかったけど、あの賞をはずした時に画面に映る笑顔は、きっとケン・ワタナベからの伝授やろう。中指でも立てて伝説に残ってほしいもんやけど、女優生命は絶たれるやろな。

作品賞は｢ディパーテッド｣。
元の作品の｢インファナル・アフェア｣は観たんやけど、こっちは見てない。
話としては、あのＶシネちっくな雰囲気のがええような気するんやけど、きっと違った物としておもしろいんやろうな。観たくなってきた。

それに出てたレオナルド・ディカプリオ、私の中では安達祐美と並ぶ｢子役の時のまんま顔の俳優｣やねんけど、やっと大人に見えてきた。それでも三十路オーバーには見えへん・・・やっと大学生ぐらいに見えてきた。

同じく出演してたマット・デイモンとマーク・ウォールバーグ。
二人ともジミー大西に見えるのは私だけか？神経衰弱でこの二人をめくったら、ある意味当たりのような・・・



あー好き放題ゆうてもうた。

でも、やっぱりみなさんかっちょよくて、スピーチの中には泣きそうなぐらいグッとくる名言もたくさん。
アル・ゴアさんは｢環境問題は、政治的問題ではなく、道徳的問題なのです！｣言うとった。


あ、名言で思い出した。
この間、とあるメーカーの若人Ｓ君が店舗移動になって去って行った。
最後の挨拶の時に、Ｓ君が｢ボク、くみどんさんの名言、めっちゃ覚えてますよ！｣と言うので、あら・・・私ったら知らぬうちにＳ君の心に響く名言残してたんやわ・・・って思って｢え？なに？なに言うたっけ？｣と聞くと

｢なぁ、自分がお金持ちになるのと、お金持ちの結婚相手見つけるのと、どっちが早いと思う？｣

｢ボク、この言葉忘れられないです！｣やと。
・・・・・・・・Ｓ君、それな、名言じゃなく単なる質問やねんやんか・・・・



さて、まだ観てないけど、来年は｢さくらん｣とか外国映画賞とかなったらええな～！
アンナちゃん、美しすぎる・・・